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史上最高にロマンチックなミュージカル映画5選!

クラシカルな衣装と軽快なダンスと音楽で何年経っても我々の心を揺さぶるミュージカル映画。今回はそんなミュージカル映画の中でも特にロマンチックな映画を5作品紹介します!

①パリのアメリカ人(1951)

©︎MGM

「パリのアメリカ人」(原題:An American in Paris)は、1951年に公開されたミュージカル映画で、ジーン・ケリーが主演を務めました。舞台は、第二次世界大戦後のパリ。アメリカ退役軍人の売れない画家ジェリーがリズという美しい娘に出会い恋に落ちていくという物語。主演のジーン・ケリーのダンス、ゴージャスな舞台装置、美しい音楽、恋愛ストーリー、そしてフランス文化など、多くの要素が融合されて、美しくロマンチックな映画作品となっています。
主人公のジェリーがリズを口説いたこのセリフは特にロマンチックで心を揺さぶります。

©︎MGM

 

②ウエストサイド物語(1961)

©︎Walt Disney Japan

「ウエスト・サイド物語」は、1957年に初演されたブロードウェイミュージカルであり、1961年に映画化された作品です。物語は、1950年代のニューヨークに住む2つのギャンググループの対立を描いたもので、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」をモチーフにしています。

物語の舞台は、プエルトリコ系の移民が多く住むイースト・サイドと、白人が多く住むウエスト・サイド。それぞれのギャンググループ「ジェッツ」と「シャークス」が、テリトリー争いを繰り広げています。そんな中、ジェッツのリーダーのトニーと、シャークスのリーダーのベルナルドの妹であるマリアとの恋愛が始まります。しかし、2つのグループの対立や、マリアの兄弟であるベルナルドとトニーの親友であるリフの確執などが重なり物語が大きく動いていきます。

「ウエスト・サイド物語」の魅力は、圧倒的なダンスシーンや、革新的な楽曲、深い人間ドラマなど、多岐にわたります。また、プエルトリコ系移民の人々の生活や、少数民族の苦悩など、社会的な問題を扱っている点も注目されています。第34回のアカデミー賞では、全10部門で受賞。現在でも、多くの人々から愛され熱狂的なファンが多い作品の1つとなっています。

©︎United Artists

 

③シャレード(1963)

©︎Universal Pictures

「シャレード」は、1963年に公開されたアメリカ合衆国のスパイ・コメディ・サスペンス映画で、キャリー・グラントとオードリー・ヘプバーンが主演を務めました。

物語は、ヘプバーン演じるレジー・ランボーが、夫が亡くなった直後に謎の男性たちから命を狙われるようになり、夫が残した遺産の行方を探すため、元CIA工作員であるグラント演じるピーター・ジョシュアと共に冒険を繰り広げる様子が描かれます。

この映画の魅力は、軽妙なテンポの良いストーリーと、キャリー・グラントとオードリー・ヘプバーンという二大スターの存在感にあります。また、ロマンス、スパイアクション、コメディといった要素がうまく調和しており、観客を飽きさせない展開となっています。ジョニー・マーサーによる主題歌「シャレード」も有名で、映画ファンには必見の作品です。

©︎Universal Pictures

 

④サウンドオブミュージック(1965)

©︎20th Century Studios

「サウンド・オブ・ミュージック」は、1965年に公開されたミュージカル映画であり、オーストリアのフォン・トラップ家の実話をもとにしています。物語は、マリアという修道女が、オーストリアのフォン・トラップ家の子どもたちの家庭教師として迎えられ、音楽を通じて彼らと親しくなり、次第に家族に溶け込んでいく様子が描かれます。

映画の魅力は、ジュリー・アンドリュース演じるマリアと、オーストリアの風景と音楽にあります。アンドリュースの歌声は特に印象的で、名曲「ドレミの歌」や「エーデルワイス」などが、多くの人々に愛されています。また、家族愛や友情、恋愛など、多くの要素が巧みに組み合わされ、観客の感情を揺さぶります。映画は、第38回アカデミー賞で5つの賞を獲得し、今でも世界中で愛される名作となっています。

©︎20th Century Studios

 

⑤メリーポピンズ(1964)

©︎Walt Disney Studio Motion Pictures

「メリー・ポピンズ」は、1964年に公開されたディズニー制作のミュージカル映画です。舞台は、20世紀初頭のロンドン。家庭教師としてやってきたメリー・ポピンズが、バンクス家の子どもたちと冒険を繰り広げながら、家族の絆を取り戻すお話です。

映画の魅力は、リチャード・シャーマンとロバート・シャーマンが作曲した名曲たちにあります。特に、オープニングの「雨に唄えば」や、「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」などの楽曲は、今も多くの人々に愛されています。また、映画は、実写とアニメーションを巧みに織り交ぜた手法が特徴で、幻想的な世界観を作り出しました。主演のジュリー・アンドリュースやディック・ヴァン・ダイクなど、豪華なキャスト陣も魅力のひとつです。映画は、第37回アカデミー賞で5つの賞を獲得し、子どもから大人まで幅広い世代に愛される名作となっています。

©︎Walt Disney Studio Motion Pictures

 

以上が、月刊ノスタルジアがおすすめするロマンチックなミュージカル映画のトップ5です。どの映画も、美しい音楽とダンス、そして深い人間ドラマが見どころです。

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